干し秋刀魚と、旬の里芋、しめじ茸の田舎汁。
秋刀魚の干物が良い味を引き出し、どこか懐かしい味がします。
魚の干物は、干すことで味に深みが出ます。
焼き魚として食するのが定番ですが、汁物にするとまた違った味わいを楽しめます。
材 料 (3~4人分)
里芋 大2個
さんま干物 1枚
人参 1/2本
しめじ 1/2P
長葱 1/2本
水菜 1株
すだち
【煮汁】
出汁 900cc
〈調味料〉
濃口正油 50cc
みりん 30cc
酒 20cc
ごま油 大さじ2
【焼汁】
酒 50cc
濃口醤油 25cc
つくり方
1
サンマの干物は身と骨に分け、身は3~4等分に切る。
骨は2~3当分切って、焼汁で洗って焼いておく。
里芋、人参は皮をむいて一口大に切る。里芋は一度、煮こぼしをする(鍋に水から里芋を入れ、沸騰したらザルにあげておく)。
2
鍋にごま油を入れ、2の人参と里芋を炒める。
1のサンマの骨と出汁を入れ、中火で炊くこと15分くらい。
3
里芋が柔らかくなったら、調味料を入れてさらに5分炊く。
一度火を止め冷ます。
4
骨を取り除き、再度温める。
サンマの身、しめじ、水菜を入れて沸騰したら火を止め、椀に盛ってすだちの輪切りをのせます。